↑の続きです。
今回は病気になって、私が体感した症状を書いていきたいと思います。
精神的な病気ってほんとうに周りにはわかりにくいし、軽蔑はされなくとも、「どう扱ったらいいのかわからない」と思う人が多いと思います。実際わたしは変に気を使われていると肌で感じる時もありました。
たぶん症状自体は調べれば出るけれど、具体的にどういう感じで辛いのか、特にうつ病のかたを支える周りの人に読んでもらえたらいいなあと。
絶望感(ちょっとしたことで悲しくなり、涙が出る)
鬱の一番有名な症状かと思われます。
最初の1、2か月のみ。たぶん薬がきいたんだと思う。今はもうほぼ出なくなりました。
文字が読めない
最初の1か月程度。
時間がたくさんあるので読書をしようとするのですが、文字が上滑り?して内容が頭に入ってきません。時間がある分、辛かったです。
動画は結構平気で、でも刺激の強いものは見ていると苦しくなる(私は細田監督の「バケモノの子」もダメでした)ので、静かなアニマルドキュメンタリーとかを横になりながら見ていました。Amazonビデオさまさま。
2か月後には読めるようになりましたが、物語は想像力を必要とするのか?読めず、エッセイばかり読んでいました。今はなんでも読めます。
不眠
初期はなかったものの、最近ひどいやつです。身体がどんなに疲れていても、ベッドに入っても眠れない。
夜中の3,4時ころには寝付けて、朝の7時ころには目が覚めるのですが、倦怠感がすごい(あまり眠っていないため?)ため、飲み物だけ飲んでお昼過ぎまで寝ます。
これは主治医さんにもよくない傾向だと言われました。生活が昼夜逆転してしまうので、日常生活(会社員とか)に戻れないからです。
睡眠薬を飲めばなんとか1、2時ころに眠れますが私はこれ以上薬を飲むのに抵抗があり、少しさぼりがちです。
悪夢
眠りが浅いのかなんなのか、毎日のように悪夢を見ていた時期が2週間ほど。これは地獄でした。
悪夢を見た日は、決まって汗をかいています。そして起床時、心臓がバクバクいってる。身体の疲れは取れるどころは睡眠前よりも悪化しており、倦怠感が半端じゃない。起床後1時間くらいは動けない。
主治医さんは、悪夢のことをあまり気にしていないようでしたが私にとってはかなり、かなり辛かったです。
わたしは9割以上の確率で、両親が出てきました。
後頭部頭痛
これは・・・よくわからないのですが、夕方頃に最近よくなります。1時間くらい。眠ると治る。
不眠と関係があるんじゃないかな。時期的にも同じだし。
倦怠感、手に力が入らない現象
不眠と関係あると思っています。身体全体に重力をどすんと感じて、座っていられない。
箸を持つのも一苦労。
体力、気力、免疫力の低下
上記の症状により、活動時間が減るため必然的に体力も落ちます。たとえカフェで読書など負荷が低いものでも外出を4時間以上するとぐったりして、ベッドへGO。
不思議なことに、気心知れた人と二人っきりの会話だと長時間も平気なので、友人たちにはとてもお世話になっています。
免疫力の低下は、風邪が長引き歌えなくなるので本当にやめてほしいと思います…。特に秋以降、健康体でも調子を崩しやすい季節なので管理に苦労しています。
最近は季節柄?また調子を崩しがちですが、嬉しいことに他の方と一緒に音楽をする機会もいくつかいただいているので、上手くこれらの症状とも付き合っていきたいな。
自分のやりたいことをやりきる人生にします。
2016年11月30日 at 1:08 PM
私も仕事は違えど同じような境遇で、
頼れるような先輩は何人か居たものの、その先輩方が先に病気で入院してしまったりするような職場にいました。
そのためかあまりまわりに相談することもできず、自分の中で積み上がった問題がぐるぐるしてしまい、あるとき電車の中で糸が切れたのか気を失いかけて病院に運ばれました。
今はかなり元気にはなっていますが、自分があまり知らない人に対する不信感と、それに対する申し訳なさでコミュニケーションがあまりうまく取れないような時があります。
それでも一時期よりは人と話せて嬉しいなっていう感情はあるのですが。
とぴさんが症状を告白してくれたことに少し勇気を貰えたような気がします。
今まで、人には伝えていなかった自分のこと、まず大切な友人には伝えてみようと思います。
ありがとう。
もう少しだけ。
あなたが音楽に関して今の自分に納得がいっていなかったあの頃、でもそれでも歌が好きで、発信したいと思ってしたいくつかの音源たちから、私は元気や安らぎをもらっていたのです。いくつかはそれが乗っかっていたものであっても。
自分の本音や弱いところをさらけ出すことは、誰かから批判されたり笑われたりすることに繋がるから怖いけど、その代わりに同じ境遇や価値観を持つ人に伝わる。
伝わっています。ものすごく
書きたいことがまとまらずうまく文章になっていないと思うのですが、
なにか少しでも伝われば幸いです。
なによりも
生まれてきてくれてありがとう。
2016年12月13日 at 10:23 PM
いっちゃんさん
お返事遅くなってしまってすみません・・・
何度も読ませていただきました。まずこんなに長いコメントを下さってそれだけでうれしいです。
わたしよりももっと苦しい環境ですね。でもよくなって本当に良かったです。
別に人とコミュニケーションがうまくいかなくっても、その分きっと何か秀でたものがあるはずなんです。
わたしも諦めなきゃいけないことがありますが、自分の好きだと思えるところを少しでも生かして生きていきたいと思うようになりました。いっちゃんさんも、どうか肩の力を抜いて楽しく過ごせますよう。
誰に届いてるのかわからない、インターネットってそういう世界ですが、こうやって一人でも何かを感じてもらえたなら記事にして、音楽をしてて、よかったです。。
一人じゃないんだって思いますし、一人じゃないってことを、どうか、忘れないでください。