二泊三日で、石巻へ歌いにいって参りました!

今回は「旅と音楽」というバンドとしてです。

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旅をしながら、その土地で感じたことを音楽にし、映像をつくります。
様々なアーティスト、クリエイターが参加するバンド、
それが「旅と音楽」です。

—地方創生応援プロジェクト「おもしろ!JAPAN」より引用

もともと死ぬまでにやりきりたいこととして

②行ったことのない土地で歌う(国内でも海外でも)

③屋外で歌う

⑫映像のプロに、自分の曲のムービー撮ってもらう

を上げていましたが、リスト化してから1か月しないうちに叶いました・・・うれしい・・・。

もともと自然が大好きで都会より田舎が好きな人間ですし、うつ病になってからよくある「もう田舎で農業やろう」(※農業なめ過ぎ)的な思考で地方移住をかなり調べたりもしていたのでコンセプトに強烈に惹かれました。

今まで「納得できる曲を世に出す」ところがゴールとしてあり、「音楽を作るために音楽をしていた」ので、このようにソリューションとして楽曲を扱うプロジェクトはとっても新鮮です。

自分の思うことを形にしていくのとはまた違った難しさ、面白さ。

コンセプトがきちんと決まっているので、それに沿ったものを作るため現地で体験もさせていただきました。

一般の方が入れないセリの現場に入れてもらったり、

漁業関係者のシェアハウスに入れてもらったり、

現地のおいしいアンコウ鍋をみんなでつついたり、

震災後の漁業の状況を直接漁師さんからお話を伺ったり。

個人的に衝撃的だったのが、今回サポートしてくださった「FISHERMAN JAPAN」さん。

三陸の海から水産業における”新3K”を実行するトップランナーになる「新3K=カッコいい、稼げる、革新的」

—公式サイトより引用

漁業のイメージを覆す驚きのシャレオツさ。

漁業服なんて、あのアーバンリサーチとコラボしてるんですよ。

他にも漁業男子カレンダー(イケメンマッチョ多い)とかポストカードとかTシャツとかファンクラブもあって、こういう新しい風が業界に吹いてるんだなと感じました。

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もうね、何もなくても見知らぬ人と知らない土地(石巻は一人旅で数年前に行ったことがありますが)で音楽作るってだけでも刺激たくさんなのにこんなにもいろいろ新しい体験ができるなんて。最高にドキドキしました。

そして、一緒にプロジェクトに挑んだラッパーの狐火さんと、トラックメイカーの観音クリエイションさん。

音楽は割と幅広く聞きますが、自分の声質の関係もあり、自分とは一番遠い「ヒップホップ」というジャンルでご活躍されるお二方。間違いなく、このプロジェクトがなければお会いしなかったアーティストさんたち。

このお二人の生き様がとーってもカッコいい。

二人ともサラリーマン時代を経て音楽活動をしており、「自分の人生を自分自身で選択して歩んでいる」という自信とオーラを感じて、とってもとっても刺激を受けました。ありがとうございました。


 

実は今回お医者さんに告げずに自己責任で参加しました。

もちろん、関係者の方には自身の状況(うつ病にかかっていること、体力がないこと)を正しくお伝えした上で、体調を考慮してくださるということでお誘いいただいていましたが、それでも「何かあったらどうしよう」ってずっと不安でした。

「たくさんの人とお金が関わる仕事において、人に迷惑をかける」ということにわたしはすごくトラウマがあり、うつ病もこれが一種の引き金となって発症したので、自身の気持ちが悪い引き金とならないかな、とずっと考えてました。

参加する数週間前は不眠で毎日睡眠剤を流し込んで無理やり寝て、午前中は動けず・・・という生活でしたので、起床5時で撮影のスケジュールを聞いたとき、不安になるのもしょうがなかったと思います。

それでも、あまりにも自分がやりたいことが詰まったお話だったこと、そしてそれを意識したタイミングでこの機会に巡り合えたこと、これは絶対何かあるな、と大袈裟ですが運命的なものを感じて、それにパワーをもらって決断できたんじゃないかな。

 

 

結論からいうと、完全うつ病とは別の病気にかかり、嘔吐などいろいろ大変だったのですが、無事作品を作り終えることができました。

そして帰宅してから数日間、睡眠薬を飲まずに生活しています。

生きてるといいことあるなーっ。