東京タラレバ娘の「マミちゃん」のセリフが面白いです。

 

 

「あたし脚本家なんで恋愛はいい脚本書くために必要だと思ってます。

それで早坂さんを傷つけてるのは分かってますけど、付き合ってる男を傷つけてしまうことへの良心の呵責と自分が脚本家として成功したいって欲望を天秤にかけたら後者のほうが圧倒的に思いし。
てゆーか仕事に比べたら男なんてホント退屈ですよ」

 

マミちゃんみたいな人、クリエティブ系には多いと思います。
これはたまたま恋愛界の話だけですが、恋愛に限らず「いいものを作る」がとにかく軸にあって、その他の要素は軽視というか。

 

芸能界なんて最たるものだと思うけど、理不尽がいくらでも通る世界。
そもそも「やりたいことをやるためにはなんだって耐えてみせる」みたいな根性の人だらけです。

芸能界だけじゃなくて、職人系は多分みんなそうじゃないのかな。

「いいものを作る」が最優先にくる世界。
いいものができないとすぐに外されるし、実力の世界。

 

とあるフリーでやってるデザイナーさんと以前お話した時に結構衝撃だったのは、
「有名なデザイナーさんだとね、納期いくら遅れても結局その人にしか作れないものがあるから許されちゃうんだよね。そういう世界なんだよね」
という一言でした。

 

リーマン社会にどっぷり浸かっていたわたしは社会人なのに納期に遅れるなんてことが考えられず「なんて理不尽な世界だ・・・」とショックを受けた覚えがあります。

 

だからこそいろんなものに耐えて自分が強くなっていくしかないのだと。

そういう理不尽を受け入れて、学べるところだけ学んで、自分が大きくなっていく。やりたいことをやるために。

 

もちろんサラリーマンも成果を出さないといけないのはあるけれど、最悪成果を出さなくても解雇されない分、時間を売っている要素が強いのかなあと。それは年功序列が示していると思います。
あとある意味代替がきく作業というのは長期間やってる人の方が強いに決まってるわけで。

 

そして数字出している人が強いのはあるけど、その強さを全面に出さない人ができる人みたいな風潮が少なくともわたしの会社にはありました。
会社で上にいくような人はロジカルに話せば絶対わかってくれるし、(コミュニケーション取れる時間が不足するとどうしようもなくなるけど)仮に自分が間違っていたとしても、納得できる指摘の仕方をしてくるので、「確かに〜」となることも多いです。

 

そんなリーマンの時の世界観をクリエイティブな世界に持ち込むと「?!」ってなるし、逆もそうでした。
多分ずっとそこにいれば気にならないけれど、外部からくると「ここは全然違うや」ってなります。

 

んで、私はどうなんだという話なんですがどっぷりリーマン体質です。(笑)

 

でもネットがあることで、「強烈なやりたいことへの執着心がないと存在しちゃいけない世界」は嫌だけど、好きなことやりたいわ〜みたいな人たちが表現活動できるようになったのは本当に良いことだと思う。
お金をかけず自己完結でやっていたら誰も文句を言わないし(時々わかったように批評してくる人もいるけど、別に気にしなくていいと思う)、クリエイティブ領域が好きだけどそういう体育会系が嫌でリーマンを選んでる人ってたくさんいたんじゃないかなあ。

 

わたしは二足のわらじ、めちゃくちゃかっこいいと思し、二足のわらじじゃなくても、リーマンの感覚を持ちつつクリティブ系の世界で活動できている人を見るととんでもなくカッコ良い!!!!となるしね。

おーわり。