病気がぶり返したせいで何にもやる気が起きない、外に出られない症候群にかかってしまったのでコンテンツを貪っています。

 

  • 本が読めない
  • 歌が歌えない
  • 映画は見れる
  • 漫画も読める
  • 曲は作れる

 

こんな感じで、ベッドの上と曲作りデスクを行ったり来たりしています。

昔から一人で過ごすのは慣れているし、好きなはずなのに病気のせいなのかやけに弱気になる瞬間があって(特に眠れない夜。ひどいと朝の6時まで寝付けない)そういう時にはコンテンツに逃げます。

 

というわけで、ベッドの上で見た映画と漫画でよかったものを記録。

 

阪急電車 片道15分の奇跡

真面目で、悪いことなんか何もしていないのになぜか損して、傷ついてしまう人たちの物語。

いろんな人が主人公になるから、見ていて飽きない。個人的には結婚間近にして会社の後輩に未来の旦那を寝取られたバリキャリウーマンの話が一番面白かったです。

腹いせに結婚式に自分も純白のドレスを着て挑む、傷つくと分かっていて、それでも悔しいから挑む。中谷美紀のプライド高そうな演技がマッチしていました。

 

パーマネント野ばら

男関係で不幸になって行く女性しか登場しないお話。不倫とか離婚とか、される側、された家族側の痛みにフォーカスをあてた作品で、人間の弱いところをグイッと付いてきます。作り込まれている、美しくて哀しい作品。

そしてそれにひけめを取らない菅野美穂の演技。ED前の表情は鳥肌です。何を考えたらあの表情を作れるんだろう…。

登場するのは男関係で痛い目にあう女性ばかりなので、男性ウケはしないかもしれないですが色々と重みがあります。

 きっと、うまくいく

インドのコメディー映画。なのにすごいメッセージ性強い。世の理不尽に対して迎合せずに、次々とギャフンと言わせていくランディーの行動を見ているだけで痛快。
「心は臆病だ、だから麻痺させる必要がある。困難が発生した時にはこう唱えるんだ、オールイズウェール(すべてうまくいく。)」
見終わったあとここまで「爽快!」てなれる映画はなかなかないし、ミュージカル的な要素も強いので見ていて楽しい。映画自体もテンポがよいので、全然飽きない。

百万円と苦虫女

もう何回も見直していますが、とにかくこの話で描かれる恋の落ち方が好き。
  1.  別にかっこよくない男の子(重要)なのに
  2. 知識がすごいあって素晴らしい接客をするという仕事のできる感じにオッとなり
  3. 嫌味な上司から守ってくれようとくれようとして
  4. あっしまった…これは恋に落ちたか…?
  5. からの『やばいなー乙女かよ…フーッ』と自分の女らしい部分に呆れるシーン
この流れに共感できない女の子なんていないんじゃないでしょうか。さすが女性が監督した映画。

かくかくしかじか

こちらの記事でも書いた、東京タラレバ娘の作者の実際のエピソード。
この作者はモノローグがうまい…。ギャグテイストの中に大事なことを織り混ぜるのがとても上手いと思います。
主に自分を美大に入れてくれた師匠(先生)とのお話。なんか師弟愛もいいなあと思った。
ああいうモラハラパワハラ許されちゃうような?師弟関係をあまり身近で見たことがないけど、というかもし身近に現れてもわたしだったらこんな暴力的、無茶振りのゴリゴリの師匠には絶対ついていかないけど、その先に生まれる絆はあるんだろうなー。

her/世界でひとつの彼女

パッケージの絵と全然イメージ違う、美しくて繊細なお話です。人工知能に恋したお話なんですが、主人公とその女友達の会話にグッときました。

「彼女(=OS)に恋してるの?」

「頭がおかしい?」

「いいえそんなことない

恋に落ちた人は同じ、恋ってクレイジーなものよ

いわば社会的に受容された狂気だと思うわ」

 

あとは、とにかくどれも音楽が素晴らしくて終わった後にすぐ調べました。

映像の美しさと、この寄り添いたゆたう音楽と、コンピューターとの恋という無機質さの組み合わせで素晴らしい何かが生まれています。

ふれなばおちん

何回読み直したんでしょうか。多分kindleで一番読み返した数が多い漫画。
子供も夫もだいすき、裏切れない、だけど、どうしようもなく自分の中の眠っていた女の子の感情が浮き上がってしまって…みたいな主人公の葛藤がそれはそれはとても美しく表現されていて大好きな作品。
「人生ってどうしようもないことが多いなあ」となった時に読むと、前に進む勇気をもらえます。それでも、生きてゆくのだ。
ドラマ化したやつもみたい。