ホーチミンからハノイまで30時間かけて寝台列車で移動します。かなり楽しみにしていたこのイベント。

単純に早く移動したいなら飛行機、時間も値段も列車よりコスパが良いバスなどもありますが、車窓からの景色を楽しみたいのと寝台列車に乗ってみたかったので、今回は時間もあるので挑戦。

サイゴン駅で統一鉄道のチケットを買おう

はじめてということかなり余裕を持って行動。9時発の電車なのに7時半に駅に着きました(笑)

ベトナムの寝台列車は、

  • 冷房付ソフトベッド
  • 冷房付ハードベッド
  • 冷房付ソフトシート
  • 冷房付ハードシート
  • 冷房無ハードシート

などなど環境によって、グレードが細かく分かれています。

最上位クラスの冷房付ソフトベッドを事前にネット予約しており、その画面を見せます。

しばらくすると他の駅員さんがやってきて、「エラーが出ており予約できていない」とのこと。

な、なんだってー!

しかも「ソフトベッドはもう全て埋まってしまっている」

えええええ…。確かにクレカの明細を見たら引き落としされていません。

ベトナム語のサイトを日本語で解説したページを見ながら予約したけど、まさかこんなことになるとは。

しょうがなく冷房付ハードベッドを選択。

少し不安でしたが、この事態に一人で対応できた自分を褒め称えるため少し高めの駅ナカ珈琲屋さんへ。

一杯300円くらい。

店内のVIP感がすごくて、誰もいませんでした。普通150円とかで飲めるもんね。

車内の様子

1部屋の中に3段ベッドが2つ。

下の段は少し猫背になれば座れますが、中段、下段は座れません。横になるのみ。

硬い板の上に、2センチくらいのマットレスが引いてあり、シーツと毛布と枕があります。

想像していたより遥かにマシでした。確か小笠原行くときに乗ったおがさわら丸といい勝負だと思います。

ちなみにベッドで寝転ぶとこんな感じで車窓から景色が見えます。最高。

ただ上記にも書いたようにベッドの上で座れないのは結構辛くて、寝ている時以外は空いてるソフトシートのところで過ごしていました。本読んだりご飯食べたりパソコンしたり。見た目はボロボロですが、気分は新幹線です。

ちなみにl、わたしのコンパーメントにも真ん中に小さな机があって1段目をベッドを運良くとれると座れます。

2日目のお昼頃に3時間くらいコンパーメントにわたし一人しかいない時間帯があって、その時は個室でパソコン触れて優雅でした。

 

冷房無ハードシート(1番下のグレード)。

夜になると床に座り込む人とかもたくさんいて、蒸し暑いし匂いもすごい。

車窓から見た景色

 

 

  

個人的にはフエ付近が一番素敵でした。

座っている位置の関係上、あまり写真が撮れませんでしたが古い町並みに朝もやがかかっていて、さらに朝日がそれを照らしていて幻想的。

次きたら絶対行こう、フエ。

車内食

1皿200円くらいでそんなに高くない。基本プレートにお野菜とメインディッシュ(卵とか鶏肉とか牛肉とか選べる)をぼんぼん乗せたスタイル。

朝は麺かお粥です。このお粥がめちゃくちゃ美味しかった…!!!シソが入っていて日本時好みの味。

あとは、定期的に売り子がベトナムコーヒーを配りに来たり。毎食後頼んでました。濃いめのコーヒー×コンデンスミルク最強でしょう。

一緒に過ごした人たち

全グレード車両を見て回ったけど、ハードベッドを選ぶのは「510時間程度の移動距離の少しお金のありそうな現地のベトナム人」のようです。

1個室に6つベッドがついてますが、私が30時間揺られている間に、合計で15組くらいの人が代わる代わる乗っていきました。

  • 英語が話せる仕事できそうな一人旅女性(お水の買う場所がわからない私に買ってきてくれた。お礼に多めのお金を渡したら断られた)
  • 真夜中に大声で電話で話す男性
  • 7月から岐阜県で働く予定の男性(ちょっと日本語話せた)
  • 元気いっぱいの兄弟とその家族

が特に印象に残ったかな。

夜中に平気で大声で話すって日本人ならありえないと思うんです。

でもベトナム人だと思うと諦められて、そのときに対日本人でも『もともとこの人たちはこういう人だからね~』って諦める感覚がわたしにも必要だったんだなあと思いました。

誰に対しても自分の長年培ってきた常識が通じると期待するから、理解不能な行動による不利益が自分に降りかかってきたとき無駄に心が狂わされる。

外国人に対して、自分の中ではありえなくても「まあそういう人たちだしな」ってわかり合うことを諦めることでストレスレスでいられるなら、対日本人だってそうだなあーと。そんなことを列車の中で揺られながら考えてました。

他にも「人生は30時間の寝台列車みたいだなあ」とかこっぱずかしいことを考えたりしたのですが、長くなるのでこちらはまた別の記事で書こうと思います。


背中がそろそろ痛くなってきたところで、やっとこさハノイ到着。

なぜかライトが緑。

日曜夜のハノイはお祭り騒ぎ

20時頃にハノイについたのですが、たまたまその日が日曜で観光スポットであるホアンキエム湖周辺が大盛り上がりで寝台列車の疲れも吹っ飛びました。

この感じ、すごく東南アジアっぽい。

ホアンキエム湖にある大聖堂周辺は、とてもおしゃれな街で日本でいう横浜的な雰囲気が漂ってます。カップル率多め。

 

ちなみに毎日お祭り騒ぎなわけではなく、たまたま着いたのが日曜の夜だったからみたいです。

耳を立てようか。

こうやって屋外で踊ったり歌ったりする文化がもっと日本にも浸透しないかなあ。タイでも飲食店ではみんなライブやっていたし。もっと盛んになるといいのになあ。

実はこの日予約していたホテルが泊まれないということが判明し、系列店を紹介されるもホテル名が変わっており夜中の11時くらいに30分くらい迷子になり彷徨う紹介元のスタッフが迎えに来るというアクシデントがありました。

が、お祭り騒ぎのおかげでゆるーい気分でいられました。

強くなったなわたし。