予定なしのフリーdayです。

とりあえず早起きしたので散策しました。

ホアンキエム湖周辺

ベトナムの朝は早い。朝と夜という涼しい時間帯に人々は動くようです。

お祈りする人。

公園ではダンス?ヨガ?で体を動かすおばあちゃんたち。

ぶら下がり玉ねぎ。

ハノイ市内ぷらぷら

ハノイはホーチミンより洗練されている感じがします。

そしてやけにアート系が目立つ。

 

でもこういう「ベトナム!」な光景も見られます。本当に道によって全然雰囲気が違う。

 

ハノイの近くには人口5000人、99%は陶芸従事者というバッチャン村があり、その村で作られる陶芸品がハノイ市内でも手に入ります。本日のお目当はこれを手に入れること。

先ほどのオシャレロードにある有名なセレクトショップ「ハノイモーメント」などへ見に行きます。

うおおお。。心くすぐられます。なんて可愛いんだ。。

しかし、案の定結構高い価格(日本と同じくらい)なので、住民が利用するショッピングセンター?のような場所へ向かいました。

その名は「ハンザマーケット」。 薄暗い地下に、小さい屋台のような形式でバッチャン焼きを扱うお店がずらりずらり。

無造作に積み上げられた食器たちにテンションMAX

宝探ししている気分。

ずっと見てると椅子を持ってきてくれるので座りながら吟味。

  • デザインが良くて
  • 実際使えそうで
  • 机に置いたときにガタつきがなく
  • 欠け、色むらがないもの

を探しに探して、特に気に入ったお皿と器を購入。

2つで700円くらいでした。バッチャン焼きは一つ一つ手作りなので、それを考えると安い!

そしてここで終わらせるつもりだったのですが、作品を実際手にとってあまりにも心がときめいたのと、ハノイのバイクのクラクション連打から逃れるべく、バスで40分かけてバッチャン村へ行くことに。

バッチャン村

 

ハノイからのアクセスの悪さが原因か、観光客は4時間滞在して1人も見かけず。

そのせいか村自体がとっても静かで、でもいろんなお店から時折かちゃかちゃと陶器の音が聞こえる。

気持ちいい。

食器を見るのが大好きで、インテリアショップによく遊びにいくのですがそこで高値で売られているようなハイセンスなものも沢山。

思わず、うわあすてきと、声に出してしまいます。

ほんとに大好きなんです、こういうの。見ているだけでも、幸せいっぱい。


街の雰囲気がちょっと、ベトナムらしくないです。ものづくり中心だからでしょうか?

決して新しくて綺麗なわけではないけれど、なんだか全体的にかわいい街。

これは陶芸品を焼く場所、かな。

奥にいけばいくほど、住民の暮らしぶりが伺えます。


カフェに入ってもお水が陶芸の器に入れられてきたり、

お手洗いのシンクがこんな素敵だったり。さすが陶芸の街。

Delicious Ceramics

そんな中でも、大ファンになってしまったのがこちらの工房。

バッチャン焼には有名な柄があるようで、村にはたくさんお店はあるけどお決まりのパターンの作品からどれをチョイスするかで店の個性を出している感じです。

バッチャン村のバス停徒歩1分圏内に陶芸市場のようなところがあり、ほとんどのお店がそこに店舗を構えているのですが、この工房は徒歩15分くらいの住宅街にひっそりと工房を構えています。

看板もないから、知らない人は絶対たどり着けないと思う。わたしはネットで調べてどうしても行きたくてお邪魔しました。

作品のデザインも、工房のハイセンスさも、バッチャン村の中では異色の存在。

バッチャン焼きには通常価格シールはついていないのですが、ここはUSドルの値段シールが作品に貼られています。完全に観光客がターゲットのよう。

お値段も、通常にバッチャン焼きの二倍近い価格設定です。

でも、めちゃくちゃハイセンス。

オーナーはあまり英語が話せませんが、押し売りをせずゆっくり見させてくれます。

うわ〜〜どれも素敵で選べない!と大興奮して写真を撮っていたら、途中でお茶を入れてくれました。

色合い一覧。

バッチャン焼きは紺色、朱色などがメジャーな中、この人はイラストレーターのような色使いをします。カラフル。

これで削ってつるつるにするんだって。

ベトナム帽子(↓の写真の右のバイクに乗る女性が被っているもの)をモチーフにした作品が多いです。

モチーフでベトナムっぽさを保ちつつも、作風や色合いは洗練されていて今時のもの。

とにかくオーナーの人柄、作品、工房の雰囲気、色々含めて大ファンになってしまい、この人を応援する意味も込めて定価で2品購入してきました。

真ん中の二つがこのお店で、上下の二つがハノイ市内で購入したものです。

作り手が見える作品って特別

作り手が見えた瞬間、陶芸品は器から作品へと変わります。

日本では百均でも洒落た器は買えるけど、それはあくまで器でしかない。

このお皿たちは、あのおじさんの作品。

そこには全く違う世界がある。

この工房は「気に入ってくれた人が手にしてくれればそれでいい」というスタンスがとても感じられて、いいなあと思いました。

飲食店が一つもないような田舎村で大好きな陶芸の作品づくりを毎日して、時々わたしみたいなファンに買ってもらうことで、食べていく最低限のお金を得る。とっても素敵な生き方。

マスに受けようと必死にあれこれしなくても、ものづくりする人間は、ちゃんと作品を気に入ってくれる人さえいればこういう生き方もできるんだなあと。

すごく大切なことに気づかせてもらいました。

最後におじさんに頼んで、名刺に絵を描いてもらいました。

目の前でさらさらと、あの作品の絵が。感動です。


バッチャン村自体の雰囲気、あの工房との出会い、往復1時間以上かけていった甲斐がありました。

ハノイ1日滞在じゃなかなか観光の選択肢にあがらないバッチャン村ですが、食器好きなら行って損はない村だと思います。