ちょっと前ですが、興味深い記事をみつけました。

「コイツには何言ってもいい系女子」が密かに我が身を切り刻んでる件

男性が圧倒的多数の中に若い女性が1人放り込まれたとき、女性はどうするか。「男性化」「おもしろい子化」するというのが、1つの生存戦略となる。

つまり、下ネタOK、職場で寝るのOK、仕事が恋人みたいなことを言う、こいつには何を言っても許されるキャラを演じる……といったことは、女子にとって「メンバー」に入れてもらう手段になるわけだ。

自分を例外扱いしてもらうことで認めてもらうこうした行動はかつてアパルトヘイト下の南アフリカで日本人らが「名誉白人」と呼ばれたのになぞらえて、「名誉男性」ともいう。

わかる!わかるよ!

と激しく一人で頷いてました。全国の総合職女子、特に多忙な業務に携わっている女性であればあるほど共感できるんじゃないでしょうか。

↓そして案の定反響が凄かったらしく、その後筆者は考察記事も書かれています。

『コイツには何言ってもいい系女子」がなぜ多くの人の心に刺さるのか』

 

わたしが経験した「女子だらけ」「男子だらけ」

私は女性だらけ、男性だらけどっちの環境も経験しています。

女性だらけだったコミュニティは中学高校。

私立女子中高一貫、一応お嬢様学校とも言われる学校で育ってきました。実態は、スカートを履いたサルも沢山いて本当のお嬢様は1割程度でしたが。

「女子校っていじめとか怖そう」とか言われますが、そんなことなかったです。わたしは結構、部活動の改革やら文化祭やら思いっきり打ち込めて充実した日々を送っていました。恋愛にも全然興味がなかったので、共学の子たちを見てもあまり羨ましくなかったです。

逆に女の子だらけ面倒だなって感じたのは大学入ってから。

男の子の「雑に扱っても責められない」という楽さを知ってしまってから以前のコミュニティに顔を出すと、なんだかすごく疲れる。

 

自分の恋愛話を自慢して、人の話はろくに聞かない人。

友達の元彼をみんなでこき下ろし。

よくわからない褒め合い。

 

女子が10人も集まれば、当然恋愛話で盛り上がります。なんとなく自分の恋愛話を人に話すのに抵抗があったのも大きいですが、だんだん行くのが億劫になってしまいました。

一方、大学で最初に仲良くなったのは男子だらけのコミュニティ。女子と違って「嫌われてもいいや」って思えるのが大きかったのか、わたしはこっちの方が楽でした。

音楽で繋がるのも年上の男性だらけ。そして、新卒入社した会社も男性だらけの職場。

こっちは、女子に比べて当たり外れがとっても大きいです。楽なのは間違いない。

 

でも「いじられキャラ」「上下関係」という2つが入ってくると一気にシンドさが増します。対女子の気の使いとは全然違った直接的なシンドさ。

「いじる」ことに対する男女の意識の差

男性のコミュニケーションの取り方ってやっぱり女性側から見るとかなり独特で、「面白ければなんでもいい」という暗黙のルールみたいなのがあります。それに比べて女子は「人を(目の前の)傷つけない」を徹底して守ります。

この違いは、コミュニティで必ず生まれる「イジられキャラ」に対しての接し方で一番大きくでます。

 

わたしは中2くらいから、ずーっといじられキャラで育ってきています。なぜだかはよくわかりません。

でも自分で面白いことを言えないのもよくわかってるし、だからこそいじってくれる人には愛を感じます。懐きます。

ですが、大学入学後男性の(当たり前だけど全員じゃないよ)いじり方を見て驚愕しました。

いやいや限度を超えてるよ、と。

 

なんでもかんでもセクハラモラハラ騒ぐつもりはないけど、目上の人の「いじり」には抗えません。

ノリ悪いなって思われたくないから。とりあえず笑います。

辛いです。

 

そもそもどんな男勝りな女の子でも上記レベルの扱いを受けて本気で嬉しいと思う子なんていないんじゃないのかな。表には出さないだけで。

男の子だってそうです。

広告業界に進んだ知人は、「いじり」に対して苛立ちを覚えながら毎日必死に笑いながらお酌しているそうです。聞いてて本当に苦しかった。

 

場が盛り上がればそれでいいのかな。

線引きもできないなら、人を傷つけて盛り上がる癖やめなよ。

 

もちろんよほどの信頼関係があれば別です。「いざと言う時に助けてくれた」みたいな実績があれば確かな信頼と愛情に基づいたいじりってわかるので。

でもそれもまだ育てられていないような信頼関係で、そういうコミュニケーションを振りかけられると、ただただ悲しいだけだから。

 

って全国のいじる側の人たちに伝わるといいのになあ。

いじりがなくなっちゃうと困るいじられキャラも世の中には沢山いるから、あなたの存在は必要なんです。

でもちょっとだけ気をつけて相手の様子を見るだけで「あ、線超えたちゃったかな」きっと気が付けるから。

 

みんなが居心地良い、誰も犠牲にならない「いじりいじられの関係」が増えていくといいですね!という話でしたー。