とぴ(@Topi__)です。こんにちは。
ベトナムの小さな田舎街でひたすら陶芸作品を作り続ける作家さんに出会ったこと
自己表現として作品作りに取り組むミュージシャン、カメラマンさんなどのクリエイターさんと接する機会が増えたこと
などを経て
形は変われど一生何かしらの表現活動をし続けたいなあって改めて思いました。
そしてそれができないなら死んだ方がよい、
逆にいうと大好きな表現活動ができるなら、世間でいう安定とか名声とか成功とか…他のことは諦めるという覚悟がようやくできました。
何を大切にして過ごしていくのか
特段優れた才能があるわけじゃないのは知ってるし、上昇志向もない。
音楽以外にも興味のあることはたくさんある。
だからこそ、社会人になるタイミングで大切な趣味の1つとして向き合おう、そう決めていきてきましたが日々に追われて何もできず。そんな器用じゃないんですよね、わたし。
社会人になってから病気が理由で自由な時間を手にしました。
有り余る時間をあらゆる表現活動に充てられることがこんなに幸せだなんて今まで生きてきて気がつけなかった。
例えば今この瞬間に歌えなくなっても写真があるし、音楽だって作ることができる。
目が見えなくなっても音は奏でられる。
別にレベルがどうことかでははなく、できないかできるか、という話です。
でも、時間が奪われたら何もできないです。
「わたしが何より大事にすべきは自分のやりたい表現のために使える自由な時間」
この1年で明確に大切にしたいものができました。
お金もある程度必要だけれど、贅沢言わなかったらこの国に住んでいればなんとかなる…気がします。
そして本当に無理なら物価の安い東南アジアへ逃亡します。ベトナムとタイなら生きていけそうでした。
なんとなく来月は節目になるような気がしています
いよいよ来月から南房総へお引越しするので準備をしています。
洋服も、サラリーマン時代に買ったオフィスカジュアルなものたちは持っていきません。
しばらくは、ずっと興味を持っていたコミュニティスペースの運営を週一などでお手伝いしながら、南房総の海と山のエネルギーをいただきながら、ゆっくり創作活動する予定です。
1stアルバムもレコーディングは終え、次々と新曲も生まれています。
自分のやってみたいことに協力してくださるあらゆるジャンルのクリエイターさんともたくさん出会えて、今のところワクワクの予感しかしません。
引っ越しといっても嫌になったらいつでも都内に戻っては来れるとおもうのですが、なんとなくもう東京には住まないかなあ、と感じています。
撮影やライブや、人と関わる制作のときにはもちろん戻るので毎月来るとは思いつつも、この街は、この街に住む人たちは、わたしが定住するには刺激が強すぎる。
だからなんとなく、この引っ越しはわたしにとってちょっとした節目になるんじゃないかと思っています。
自分の最も優先させたいことをやる人生を選んで、また再スタートする。そんな感じで心を整理しています。
そして、1stアルバムの情報をここだけの話でこっそり出すと、タイトルは「リスタート」です。ほら、節目。
こういう生き方もあるんだなと知るだけで楽になる
わたしはクリエイターさん、特にそれだけでお金を稼ごうとしていない、好きだけを純粋に追求しているクリエイターさんを見ていてすごく気が楽になったんです。
こういう生き方をしてもいいんだなあと、こういう幸せの形もあるんだなあと。
鬱になって閉じ込もらなくてよかったです。
自分の足でたくさん歩いてたくさんの人たちと出会ったことで自分の指針が決まったし、沢山周りの人から良い影響を受けました。
先日、ちょっとした障害を抱えるお子さんのお父さんから『子供の今後の人生を考える上でわたしのような自由な(波乱万丈な?)生き方働き方を知りたい』と言われた。
苦しいこともたくさんあるけど、こんな好き放題やってて誰かの役に立てるならもうそれだけで最高な人生だと思ったんだよ— とぴ@1stアルバム制作中 (@Topi__) May 22, 2017
わたしはブログも音楽も写真も、全て「わたしがやってみたいから」という理由で活動?表現?し続けていますが、わたしが自分の転機に新しい選択肢(というか隠れていた選択肢、になるのかな)をおしえてくれた人たちのように、もし誰かの何かしらのヒントになったらそれって凄くわたしにとってハッピーだなあと思ってます。
年を重ねることは悲しいことじゃない、楽しく生きるノウハウはどんどんたまる
音楽も歌も、写真、特に被写体なんていつまでできるかわからない。
ある意味「20代の女性であること」が武器になっていることも多いはず。
でもいつか誰も見てくれなくなるんじゃないかな、という不安は不思議なことにあまりなくて、それは多分歳を重ねることにポジティブな思いを持っているからだ思います。
18歳の時にはじめて音楽を仕事としてやらせてもらって表現活動とちゃんと向き合って、その時に周囲にいた人たちで一番若い方が24歳、6歳歳でした。(なぜかここら辺の方とはよくご縁があります)
そして、今年わたしはその年齢になります。
あの時に苦しくて仕方がなかったこと、何故自分だけうまくいかないのかと悩んだこと、たしかにこの年齢になればわかることは沢山ある。
あの頃から本気で音楽に取り組んでいたらもしかしたらテレビ番組に出るようなアーティストになっていた可能性だって0じゃないかもしれない。
けれどわたしは苦しい思いをしてきたこの6年間のおかげでいまこうして、多少波あれど心穏やかに過ごせているとおもうから戻りたいとはおもわないし、ここからさらなる6年間でどうなってゆくのだろうと考えるとむしろ楽しみなくらいです。
なんか誕生日の日の記事みたいになりましたが、わたしの誕生日はまだまだ先です。(笑)
というわけでリスタートする、とぴも引き続きよろしくお願いします。
ではでは良い日々を。