とぴ(@Topi__)です。こんにちは。
田舎(というか今住んでいるシェアハウス)の生活は確かに不便だ。
それでも不便なことは、頭と時間を使えば解決するし、「無駄なこと」「効率化できること」に時間をかけるのは丁寧な暮らしをしている感じになる。
不便さの中に
今住んでいる一戸建てのシェアハウスには電子レンジも冷房も、炊飯器もない。
冷凍したご飯を鍋で温めるのには一苦労だし、食洗機もない。冷凍食材もあまり売っていないから、毎日スーパーへ買い出しに行く必要がある。
でも、窓を開け放つと、田舎特有の静けさ。カチャカチャと静かにキッチンで作業すると、不思議と心が落ちつく。
部屋にWi-Fiが届かないなら、電波がなくてもできる作業を集中してやり(制作がメインだから)、作業が完了したら電波のある場所へPC持ち運んでネットに繋げばいい。
人に会うのが平気なテンションならば、近所にコワーキングスペースだってある。
共同生活で歌えないのなら、ピアノの練習だけ部屋でして、海辺で歌えばいい。
東京の締め切った部屋だと練習する気になれなかったけど、海辺の夕日というオプションがついただけで練習のモチベーションは上がる。
環境は変えられないけれど
大都心と言われる場所に住んでいたわたしは外にでるのが嫌だった。
どこにいっても、人、人、人。アスファルトとビルだらけの街は照り返しで蒸し暑い。
だから予定がないと極力引きこもり。
冷房は好きではないけれど、暑いから昼も夜も1日中かけざるをえなかった。
不便は工夫して解決できるけれど、環境は自分には変えられない。
毎日仕事に追われて「無駄なこと」「効率化できること」を削ぎ落とすことに日々意識を向けていたから、突然の生活スタイルの変化に戸惑っているけれど、ふと思う、こんな風に効率化し続けてわたしは何をしたいんだろう、と。
空いた時間で、仕事をこなしたり、自己投資したりすることで「社会的に成功」はできるかもしれない。
けれど、どっちにしろ何かで忙しいとわたしは病気をぶり返してしまうし。
失ってしまった「無駄なこと」を楽しめる心を取り戻しつつ、それでも「いろんな場所に歌いにいきたい」を実現するためのお金を手にするためには、どんな日々を送ればいいのかゆっくり考えたい。
ではでは良い日々を。