とぴ(@Topi__)です。こんにちは。
やっと環境の変化・リリースなどのイベントが落ち着いて時間が取れたので、1年前うつ病を発症したときに読み、生き方を変えるきっかけとなったひすいこうたろうさんの「あした死ぬかもよ?」を改めて読んでみました。
この本はざっくり言うと、
- 人はいつか死ぬ、そして得たのものはその時に全て失う
- 何かを得ることが人生ではなく、天の迎えがくるその日まで思いきり生きることが人生
という考えのもと「色んな質問を通じてどう生きるかを考えさせる」といった本なのですが、はじめて読んで1年経った今、あらためて読み直したところ大きく答えが変わっていました。
特に
- あなたが死ぬ前に後悔しそうなことは?
- あなたの人生は100点満点中何点?
という2つの質問に対する答えが大きく変わっていました。
【1年前】あなたが死ぬ前に後悔しそうなことは?
1年前は、
- 自分を責めず、毎日楽しく生きればよかった
- お世話になっている人にはっきりと感謝の気持ちを伝えればよかった
- 下手でもいいからカバーでも良いから音楽にもっと時間をあてればよかった
でした。暗い!さすが発症仕立て…!
自分に対して
- やるからには完璧に、という100%志向ゆえの億劫さ
- 素直になることの恥ずかしさ
- 立派な人間、上に立つ人間、勝ち組になりたい、ならなきゃという考え
といった気持ちをもっており、それらが制限となっていたようでした。(by当時のノート)
【現在】あなたが死ぬ前に後悔しそうなことは?
5分くらい考えてみたのですが、答えは「1つも思いつかない」でした。
というのも死ぬまでにやりきりたいことがほぼこの1年で達成できてしまったからです。
もちろんまだまだ挑戦してみたいことは日々生まれています。
今だったら「声の仕事(ナレーション)してみたい」とか「ギター弾けるようになりたい」「ピアノもっと上手くなりたい」とか「デザインの勉強してみたい」とか。
ただおそらく自分の中で一番しこりとなっていたのは
- 自己肯定感の低さ
- 音楽活動への心残り(自分で曲を作りたい、CDを出したい、ワンマンやりたい)
- 幼少期、親へ抱えていた気持ちをずっと自分の中で溜め込んでいたこと
でした。
これらが本当に沢山の心優しい人たちにお世話になったり、とにかく動いてみたり、ひょんな偶然なことから解決したりする中気がついたら
「あぁもう死ぬ間際に後悔しそうなことはないな」
と思えるようになっていました。
人って1年でこんなに思考が変わるのか、と正直自分でも驚いています。
【1年前】あなたの人生は100点満点中何点?
当時の点数は「65点」。半分より少し上…ギリギリですね。
その点が10点あがるとしたら今と何が違うか、というサブクエスチョンに対しては、
- 自分を責めない、自分に優しくする
- 下手でもいいから音楽をやる
- 沢山歌って、沢山楽器に触れて、色んな人に歌を聞いてもらって音楽を楽しむことに命を使う
と書かれていました。
【現在】あなたの人生は100点満点中何点?
今は「90点」くらいかなあと思っています。かなり上がりました!
特に最近は自分のやりたいことに一緒に乗ってくれる人との出会いが増えたこともあり、人生で一番いい波がきてるなあと感じます。本当にありがたいし、人の優しさや温かさを感じます。(いつもありがとうございます)
音楽に関しても大きな野望もなく、 作品を一人一人に手で届けられる今の規模感が一番自分に合っているなと思います。製作資金面に課題を残しつつも、自分のやりたいことを自由にやれる今の環境が幸せだなと。
やっぱり好きなように歌詞かいて曲作って歌う、っていうのが一番楽しいですね。最近は特にライブが楽しい。
引き続きゆっくりと幅は広げていきたいですが、手の届く範囲内の音楽には納めたいと思っています。
残りの10点に関しては『自分の帰ってくる場所、家庭』に昔から憧れがあるのでその分です。
といってもこればかりは縁の話ですし、自力でどうこうできる問題ではないので…。
基本、自分の人生の満足度をあげられるのは自分がコントロールできる要素(趣味、仕事含めた生き方)だと思うので、引き続きやりたいことやっていけたらいいなあと思っています。
ではでは良い日々を。